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2008年08月16日

大人を引き出す子ども力

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流しそうめんをやりたい、と言っていた子どもたちのために、遠藤ケイさん(ゲスト)、遠藤正さん(由木西小学校教諭)、保護者ボランティアの「おやじ(キャンプネーム)」(青木さん)、RUNの4人が長い竹を切り出して、構内の坂道に台を作ってくれました。「来年は、下の道路までつなげる長い台に挑戦する野望が生まれました」とおやじさん。
里山留学のようすを見に訪れた方から、「子どもはもちろんですが、大人が本当に楽しそうだったのが印象的なキャンプでした。」という感想が届きました。

5月、今回の里山留学の最初の企画会議の時です。今年のテーマの「子ども力」ってなんだろう?という話題の中で、キャンプ・ディレクターのビルマ(穴澤氏)は、「自分の中心に向かう力、つまり夢中になること」といい、スタッフのRUN(大山さん)が、「子どもって、大人の力を引き出しますよね」と話していたことを思い出します。
子どもたちが真剣に耳を傾ける「読み聴かせ」活動など、子どもに関わることで、生き生きと自分の力を引き出されてきた大人たちを見たから、と言っていました。

真夏の暑さ、24時間5日間子どもとかかわるキャンプ・ワークショップで、瞬間瞬間起こる出来事に対して、大人が「こうあるべき」という表面的なかたちにとらわれていては、自分を守るだけでせいいっぱいになり、結果、子どもを大人の都合のいい形でコントロールしてしまうことになっていたと思います。

「子ども力を引き出す」というテーマに対して、「環境づくり」というファシリテーションに徹しよう、という視点で、里山留学の準備を進めてきました。
豊かな自然に囲まれた学校という場、夏という季節、専門知識を持つゲストやスタッフ、地域の人たちのかかわり、道具、食材は、子どもたちに用意された「環境」でした。

その環境の中で、日常を脱ぎ捨てざるを得なくてさまざまな葛藤に向き合う子どもたちを、大人であるという視点で「そそのかし」「たしなめ」自ら「葛藤し」てきたスタッフたち。ゲストや地域ボランティアの方たちもきっとそうだったと思います。
葛藤や、気づきへの喜びの中に、大人力を引き出されていたのではないでしょうか?

こうして回りの人たちと葛藤や気づきを話し合えたり、子どもの持つ力を信じれることで、自分自身も楽になれるはずなのですが、子育てにおいて親として、なんとなく見えないものに追い立てられ、子どもを追い立ててしまう自分。つまり、子どもをコントロールしようとする自分に出会うことが多い日常だったりします。

 

投稿者 森川千鶴 : 2008年08月16日 09:34

 
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